美の山花見ハイキング

首都圏に避難されている皆さんをお誘いして
『福島県三春町出身登山家田部井淳子と行こう美の山花見ハイキング』の報告

20130419m12013年4月19日(金)、主に福島から首都圏に避難されている皆さんを、花で有名な埼玉県の美の山にハイキングにお誘いしました。37人の参加申込でしたが、当日2名の欠席があり35人の参加でした。浪江町、双葉町、南相馬、いわき、富岡、大熊、楢葉町、仙台、石巻、などから避難されてきた方達で、中野区、江東区、世田谷区などで今、暮らしている方々です。
バスの中では、田部井さんが初めて作ったと言うかぼちゃの干物に、こんな風にしても結構おいしいね。でも自分ではもうかぼちゃを作れないなどと話しながら美の山に向かいました。今にも雨になりそうな空模様でしたが、歩き始めるころには、お日様も顔を出し、絶好のハイキング日和となりました。
広場で、田部井さんの挨拶、スタッフの原田さんの音頭でストレッチ後4班に分かれて歩きだしました。歩き始め、開けた眺めの中、森林帯へと進んでいくと、満開の桜、葉桜が散見。すみれ,チゴユリ、山吹、いかり草などが咲いており、ボケの花には、ボケの実を漬けておいて食べたのよと思い出を話している人もあり、きれいだね、かわいいねと花を見つけては大きな声をあげながら歩きます。水のない池らしくない池を通り過ぎ、やや急な木の階段の坂を登ると、桜の庭といわれる平らな広場に出ます。色々な種類の桜が、競い合うようにちょうど満開で、「けやき」「ウコン」と聞いたことのない桜の名前に皆びっくり。
20130419m2昼食タイムは、皆さん桜の木の下とか、寒いからと日の当る所とか思い思いの場所で4,5人ずつかたまり、持参のお弁当を頂きながらお花見を満喫しました。三鷹に避難している、富岡町のいきいき健康クラブという山歩きを主宰し事務局長を務めていた方が、同じクラブの方と今日2年半ぶりにお会い出来たというので、大喜びしていました。その方は栃木県の小山市に避難しているので、このハイキングがなかったら再会はできなかったと喜んでいました。昼食後「ワラビ」を見つけた人、つくしをとった人などもあり、あくを抜くには灰がないけどどうしようなど、都会生活では出来ないことを、久しぶりに緑の中で経験できたと喜んでいました。
皆野駅方面の指導標に従い下り始めたが、バスが来られないかもしれないと頂上に戻ることになり、山頂への案内板に従い、細い山道を歩き始めたが、途中より道がなくなり藪こぎで苦労して登り返し、車道に出て14時25分下車場所にたどり着きました。バスに乗り、いこいの村ヘリテイジ美の山の温泉に入って、ハイキングの疲れも忘れました。一日の山歩きに話を咲かせて、全員元気に帰途につきました。
□主催=NPO法人日本ヒマラヤン・アドベンチャー・トラスト東北応援プロジェクト
□協力=アルソア本社株式会社、株式会社AOB慧央グループ、株式会社アルカ