インド登山財団(IMF)からのお願い

(1) キャンプ地

あなた方が使用するキャンプ地は、多分数年にわたり使われてきたものである。

ほかのパーティーもあなた方が使用した後、同じキャンプ地を使うことを忘れないこと。だから、あなた方がしようしていた以上にキャンプ地をきれいにしておいて下さい。
次の行動に注意して下さい。
①隊(ポーター、コック等を含めて)のそれぞれのグループはゴミを一カ所に保持すること。
②すべてのゴミを、キャンプ地から離れた場所に集め、焼きすてること。地面のくぼみと灰は土や石でおおうこと。
③燃えないゴミ、例えばびんやプラスチック製の包み紙は集めてキャンプ地から離れた所に埋めること。
④コックやポーターに小川や川のそばにゴミを投げすてさせないこと。
⑤キャンプ地に到着したらすぐに隊員やポーターの為にトイレを作ること。
⑥もしキャンプ地がしばらくの間使用されるなら大きく浅い溝トイレを作ること。別に個々の隊員、ポーターはつるはし・シャベルを使って汚物を入れる溝を掘る責任がある。もし可能なら、トイレの適地に砂などを前もって集めることができる。
⑦もし近くに小川や川があるなら、下流にトイレ地を作ることを忘れないこと。同じように上流近くに住居があるなら、川の近くにキャンプをつくらないこと。
⑧キャンプを退去する時、メンバーの一人はサーダーと二人のポーターの助けをもって離れる前に、適当な道具を使ってキャンプ地とその周囲を調べて、そこがすべての点できれいになっているのを確かめなければならない。
⑨行動中に包み紙、空のタバコ箱や他のゴミを道端や小川に投げ捨てないこと。

(2)森林破壊

①火の始末
すべての火をキャンプ地を離れる前に、消さなければならない。ある丘陵地帯の人々は離れる時に火を消すことに全く迷信的だが、その場合、二~三本の燃えさしは石で鎗をつくり安全にその場を粧れることで、彼らの気持ちを尊重することができる。
②薪
灯用石油や他の燃料は料理用に運ばれる。森林地帯ではこれは個々に必要なものだが、キャンプフアイヤーは山では許可されていない。木を切ったりすることは、いつも避けなければならないし、杜松木を板こそぎにしてはいけない。どうしても避けられない時は、ポーターが薪を集めるのみに際し、詳細に監督する必要がある。可能な限り柿木を集め、木を切ったりすることは避けなければならない。ころがったまきが見つからない所では木やかん木を切らなければならないが、一方所から木を全部切ってなくなってしまわないよう注意しなければならない。十本ごとに一本の割以上で切らないこと。またそれはたくさんある地面からで、板からでなく地面のレベルから切ること。木を切った所から二つのかん木の間に最低二メートルのスペースが必要だ。
③植林
遠征隊や他のパーティーは山に行く時、適当な場所に新しい苗木や種を植えることが可能である。特定の場所、高度で上手に育つ数種の苗木や種を植えるべきだし、仮に植林について十分な知識があっても、自然苗木は不可能だ。特にシヤクナゲやカバの木はすべてその地域で育ち、掘起され、移植されてなくなっている。
各所に森林事務所の忠告があり、地域の森林財産保存の心がけを求めている。地方の森林事務所の助けを得て、りんどうのような数々のかん木の種を手に入れることは可能だ。
多くの場合、地域の植物群の全般的な状態を観察したレポートは役にたち、またIMFへ報告してほしい。